内視鏡検査
胃内視鏡検査の取り組み
当院では、岸和田市による胃がん検診(胃内視鏡検査)を実施しております。詳しくは岸和田市のホームページをご覧ください。
苦痛を伴いづらい検査
- 経鼻胃内視鏡検査を実施しています。詳しくはこちらをご覧ください。
- 経鼻胃内視鏡検査だけでなく、希望される患者様には鎮静剤・鎮痛剤を使用し、苦痛を伴いづらい検査も可能です。
- 炭酸ガス送気システムを使用しますので、検査後のおなかの張りが軽減され検査後の腹痛が少なくなりやすいです。
正確な診断
最新のNBIシステムを使用しているので、微小胃癌や早期食道癌の診断が可能です。
NBIシステムとは?
粘膜の微細な表面構造や毛細血管をくっきりと写し出すというオリンパスの技術です。
これによりごく小さな早期がんを発見することができます。
利便性
時間がとれない方には、月曜日~土曜日の7:30より胃内視鏡検査を行っています。
8時までには検査・結果説明が終わります。
コラム『早期発見・早期治療』
2005 年のがん死亡要因の第 1 位は肺がん、次いで胃がん、大腸がんでした。
一方、がん患者さんの数(罹患率)のトップは胃がんであり、胃がんが日本人の国民病であることがよく分かります。胃がん予防対策の基本はとにかく「早期発見・早期治療」につきます。
早期胃癌であれば根治手術により予後は良好ですが、手術ができないほど進行した場合の予後は極めて不良です。
近年抗がん剤治療も日々進歩していますが、切除不能進行胃癌における抗がん剤治療の治療効果は決して良好とはいえないのです。だからこそ「早期発見・早期治療」が大切なのです。
苦痛を伴いづらい胃カメラ検査(経鼻内視鏡検査)について
胃痛・胃もたれ・胸焼けなど胃について不安に感じていても、従来の胃カメラ検査は苦痛を伴うことが多いために、胃カメラ検査をためらう方は少なくありません。
当院では、経鼻胃内視鏡(胃カメラ)を用いて、食道・胃・十二指腸の検査を行っていますので、負担が少なくなりやすい胃カメラ検査を受けていただけます。これまでの胃カメラ検査でつらい思いをされた方も、ぜひ一度お試しください。
経鼻内視鏡検査の特徴
嘔吐反応が少ないから楽です
舌の付け根に内視鏡が触れると「オエッ」という嘔吐反応がありますが、舌の付け根に触れませんので嘔吐反応がありません。
患者さんの負担が少なくなりやすい検査です。
安心して検査が受けられます
患者さんの負担も少なくなりやすく、丁寧な検査ができます。
患者さんのストレスも少なくて済みます。
麻酔の量が少ない
口からの内視鏡検査に比べて、麻酔の量が少なく、身体への負担を軽減できるよう努めます。
すぐに日常生活に復帰できます
短時間で日常生活に復帰できて、口からの検査に比べると早く食事もできます。
全身麻酔(静脈麻酔)の内視鏡検査に比べてすぐに病院から帰れます。